メイフライの種類・特性と羽化時期

メイフライの種類・特性と羽化時期

 

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メイフライ(カゲロウ)の特性と羽化時期

メイフライ(カゲロウ)

水生昆虫の多くは「幼虫 → サナギ → 成虫」と変態しますが、カゲロウはサナギの段階を経ずに、幼虫から「亜成虫」を経て成虫になります。
このため、亜成虫は数日間、川原の草や木にとまり、最後の脱皮=成虫になる準備をします。

カゲロウの羽化は地域や気候によって異なりますが、一般的には早春から始まり、春に「スーパーハッチ(大量羽化)」が多く見られます。
※詳しくはページ下部の羽化時期表をご覧ください。

カゲロウを模したフライフィッシングは、春と秋が特におすすめのシーズンです。
捕食されているカゲロウの種類・大きさ・色を観察し、それに近いフライを選ぶのが基本です。

メイフライは種類が多く、パターンの特定は難しいものの、完璧に一致していなくても魚が反応することはよくあります。
ライズ(魚が水面で虫を捕食する動き)のパターンを読み解くのが、フライフィッシングの醍醐味です。

また、ドライフライに限らず、ウェットフライやニンフも有効です。
ライズが見られない場合は、ニンフやドロッパー(複数のフライを使う仕掛け)で水中を探る戦略も有効です。

カゲロウは早春の肌寒い時期には「気温が上がる日中」が狙い目、暖かくなる季節は「夕方」が好機です。

水生昆虫を理解すれば、釣りはもっと深く楽しくなる。

他の水生昆虫の種類・生態・羽化時期については、以下のリンクからご覧いただけます: