カワゲラ(ストーンフライ)の種類と特性 羽化時期

カワゲラの事を英語で「ストーンフライ」と呼びます。
ストーンフライは、ほとんどの種が石をよじ登りそこで羽化するためにストーン(石)フライと呼ばれています。
少数ですが種によって水面羽化するものもあります。
他の水生昆虫の種類・生態・羽化時期は以下のリンクから移動できます。
メイフライ(カゲロウ)
ストーンフライ(カワゲラ)
カディス(トビケラ)
ガガンボ/ミッジ(ユスリカ)
ストーンフライはメイフライやカディスとは違い、蛹の状態はありません。
幼虫から直接成虫になる不完全変態をする水棲昆虫です。
晩春から秋口までが活発的に羽化する季節で大型のものも多く川の魚にとっては栄養満点の捕食物です。
サイズは1cmにも満たない小型から、5cmを超える大型まで存在します。
幼虫期は酸素が多く取れる早瀬などに生息し精力的に川底を這い回ります。
特に大型のものは肉食でメイフライニンフなど他の水性昆虫を食べます。
もともと飛ぶのがあまり上手でないので水に落ちてしまった時と産卵のときに捕食される機会が多いです。
川辺の石を良く観察するとストーンフライニンフの抜け殻を良く見つける事が出来ます。
抜け殻からどの種類のストーンフライか、大きさが推測できフライチョイスに役立ちます。
ストーンフライは背の部分とお腹の部分の色が違う事が良くあります。
ストーンフライは比較的大型の昆虫のためトラウトの捕食も往々にして激しいものになりがちです。
バシャッと派手に出てくるのでそれも醍醐味。
大型の昆虫だけにストマックポンプに入って来ないケースも多々ありますので気を付ける必要があります。
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ストーンフライの種
各ストーンフライのハッチチャートは下の表で確認してください。



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